オフィスや様々な店舗で導入されている業務用エアコンは、稼働状況やメンテナンスの頻度によって交換時期が変化するといわれています。一般的に業務用エアコンの交換時期は約10~15年ほどだといわれていますが、現在使用している業務用エアコンはすぐにでも交換すべきか判断することができないという場合は、時期を見極める方法として状態を念入りにチェックすることをおすすめします。例えば冷暖房を入れているのに、室内温度の調節が十分に行えていないと感じたり、異臭や異音を感じるようならば経年劣化による不具合や故障が起こっている可能性が高くなります。異臭に関してはフィルターの汚れが十分に落とせていないことも想定できるので、一度フィルターを取り外して丁寧に掃除をしてみれば状態が改善することも多いですし、専門業者に依頼をして内部をしっかりクリーニングしてもらうことで、不具合が改善できる可能性も高いです。

ただしクリーニングや掃除はこまめに行なっており、不具合を感じるようなら保証期間や設置してからの期間で交換すべきかを判断するようにしましょう。例えば1~5年の保証期間内の不具合なら、施工業者やメーカーに問い合わせすることで素早く不具合が解消できるので修理だけで済む場合が多いです。7年未満の場合は長時間連続運転をしているものは経年劣化の状態があらわれるので、メーカーもしくは施工業者へ依頼して部分的な修理を受ける必要があります。では設置から9年以上経過しているケースでは、メーカー側の補修部品自体の保有が修了している可能性があるので、修理対応してもらえない場合は交換を行うことをおすすめします。